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Sustainabilityサステナビリティ

ESG経営の深化

 地球温暖化、環境破壊、人権侵害、ダイバーシティ推進、貧困問題、教育問題等、社会課題への取り組みの重要性が増す中、 2020年度、社長が指名する担当役員が委員長を務めるSDGs推進委員会を設置、当社が取り組む6つのゴールを選定し、社会的利益の追求を一層強化する体制を整えました。

サステナビリティ推進委員会 確実で迅速な目標達成を目指して

 SDGs推進委員会活動は端緒についたばかりですが、2022年4月、社長が委員長を務めるサステナビリティ推進委員会を設置し、SDGsのゴールを三ツ星ベルトグループのESG経営におけるマテリアリティ(重要課題)としてとらえ直し、マテリアリティごとに実行課題とKPI(目標値)を設定、その実行内容をサステナビリティ推進委員会が監視、指示、判断、評価します。また、サステナビリティ推進委員会には8つのワーキンググループが設けられており、事業部門、関係会社から情報を収集・分析し、実施状況報告、戦略提案等を行うことでサステナビリティ推進委員会活動を活性化させ、より迅速で確実なESG経営の目標達成を目指します。

SDGs推進組織の位置づけ

マテリアリティの特定

三ツ星ベルトグループが取り組むべき重点課題(マテリアリティ)

 三ツ星ベルトグループは、基本理念 「人を想い、地球を想う」のもと、持続可能な社会の実現に貢献するため、当社グループが取り組むべき重点課題(マテリアリティ)を特定しました。「環境」、「社会」、「ガバナンス」のESG課題の解決に向けた積極的な活動の展開を目指します。



確実で迅速な目標達成を目指して

 2022年、社長が委員長を務めるサステナビリティ推進委員会を設置し、SDGsのゴールを三ツ星ベルトグループのESG経営におけるマテリアリティ(重要課題)としてとらえ直し、マテリアリティごとに実行課題とKPI(目標値)を設定いたしました。その実行内容は、サステナビリティ推進委員会によって監視、指示、判断、評価されています。また、サステナビリティ推進委員会には8つのワーキンググループが設けられており、事業部門、関係会社から情報を収集・分析し、実施状況報告、戦略提案等を行うことでサステナビリティ推進委員会活動を活性化させ、より迅速で確実なESG経営の目標達成を目指しています。



マテリアリティの特定プロセス

 下記3つのステップにより三ツ星ベルトグループのマテリアリティを特定しました。

 SDGs、ISO26000、GRIなどの国際的なガイドラインを基に当社グループが取り組むべき社会課題を抽出し、サステナビリティ推進委員会およびその下部組織であるワーキンググループでの議論を重ね、取締役会での決議をもって当社グループのマテリアリティを特定しました。

 特定したマテリアリティについては、サステナビリティ推進委員会および取り組む課題毎に設けられたワーキンググループにて課題ごとの進捗度・達成度を確認し、当社グループ全社での取り組みをより力強く推進してまいります。




SDGs、ISO26000、GRIなどの国際的なガイドラインを基に当社グループが取り組むべき社会課題を抽出



サステナビリティ推進委員会およびその下部組織であるワーキンググループにて、「自社にとっての重要度」と「ステークホルダーにとっての重要度」の両方を考慮し、洗い出した社会的課題の重要度を評価



マテリアリティマップから、重要度の高い課題を絞り込み、サステナビリティ推進委員会および取締役会にて議論のうえ決議




分析の結果と当社のマテリアリティ



マテリアリティ 一覧

ESG マテリアリティ 取り組む課題 目標および取り組み内容
E 気候変動対応    脱炭素社会実現
への貢献
GHG排出量の削減
(2013年度比)
CO₂排出量 2023年度:22%以上削減
2030年度:46%削減
2050年度:カーボンニュートラル
再エネ電力の導入  2023年度までに神戸事業所、四国工場  
へ導入。CO₂排出量5,000t/年以上削減
2030年度までに綾部事業所、名古屋工場へ導入。CO₂排出量9,500t/年以上削減、他拠点の導入具体化
太陽光発電システムの導入 2030年度までに国内4拠点に導入。
CO₂排出量500t/年以上削減。
カーボンニュートラル燃料の導入 2023年度までに神戸事業所に導入。 
CO₂排出量100t/年以上削減。他拠点の導入具体化
低排出量燃料への切換 2025年度までに四国工場、綾部事業所で重油からLNGへ切換 CO₂排出量
3,500t/年以上削減
省エネ活動の推進 CO₂排出量原単位を前年度比0.5%以上改善 
Scope3排出量の算出 2023年度までに Scope3算出方法の標準化および削減目標の設定
環境保全への
取り組み
資源循環型社会の構築  廃棄物の埋立処分率目標  1%未満(ゼロエミッションの達成)の維持 
水資源保全の取り組み 水使用量削減目標  冷却水循環システムを導入し、2030年度までに国内拠点の水使用量を2021年度比半減する
環境保全活動の推進  エネルギー使用量の削減目標 エネルギー使用量原単位を前年度0.5%以上改善
化学物質排出・移動量目標 150t/年以下
VOC排出量目標 73t/年以下
環境管理システムの
維持 
環境管理システム維持目標  全13サイトにおけるISO14001の認証の維持 
環境配慮型製品の開発 2022年度 環境配慮型製品管理体制の整備完了
S 社会的責任の遂行 人財戦略の強化 ダイバーシティの推進  女性管理職者数  2030年度までに2022年度比2倍以上
(4%以上または7人以上 )にする 
安全・健康  従業員の喫煙者割合:2030年度までに15%以下にする
従業員の肥満率(BMI 25以上の割合):2030年度までに25%以下にする  
働きがいのある職場
づくり
2023年度に従業員エンゲージメント測定方法を標準化し目標設定する
人権と人格の
尊重
人権
デューデリジェンスの推進
2022年度:責任者を含めて管理組織を構築し、人権方針を制定して人権デューデリジェンス活動に着手する
2023年度:サプライヤーに人権デューデリジェンスの実施を要請し、必要に応じて説明を行い、実施状況を監視する
全社行動基準の見直し 2022年度:三ツ星ベルトグループ行動基準を改定し、グループ全体への周知を完了する
G 経営の透明性向上と腐敗防止 ガバナンスの
強化と充実
ステークホルダー
エンゲージメントの
向上 
2022年度:TCFD提言に従った気候変動対応に関する情報開示の実施
2022年度:CSRレポートの内容見直し
コンプライアンスの
徹底
2022年度:三ツ星ベルトグループ行動基準を改定し、グループ全体への周知を完了する
リスクマネジメントの強化  2022年度:三ツ星ベルトの全事業拠点で事業継続計画の有効性を検証
し、改善する